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栄町区の誕生と御神殿 瑞浪市栄町

 明治35年(1902)の中央線開通とともに、町の形態は大きく変わり、栄町の人口増加に伴って独立した区への気運が高まった。土岐村もその実情を認め、大正13年(1924)に一日市場区より分離し、翌14年に栄町区が正式に誕生した。当時の栄町区は、戸数が126戸、人口は742人で土岐町では最も人口の多い区だった。栄町区は区政運営の場として「栄町区倶楽部」を建設、この倶楽部の前に、先人が町の発展と安全祈願の為の守護神として子安観音·津島様·秋葉様の三神を迎えられ、それぞれの祠を建て安置された。その後、昭和33年(1958)に新しく「栄町区公会堂」が建設され、昭和51年(1976)には新都市計画が実施される中、昭和55年(1980)に現在の「栄町区公会堂」の竣工をみた。建設の度ごとに神殿は移動され現在は公会堂玄関前の神殿に安置され、子安観音の大祭を4月、津島様の大察を7月、秋葉様の大祭を12月と、毎年区を挙げて実施している。

子安観音大祭(仏事)毎年四月

 地区の子どもたちが安全で健やかに育つことを祈願する。

子安観音について

 昭和初期、四国「金倉寺」より清来寺先住職と栄町代表者数人が御分身を奉迎し、当初個人の家に祭祀され御祭りを行っていたが、その後、公会堂の御神殿に安置し祭礼を行うようになり現在に至っている。

津島神社大祭(神事)毎年七月

 地区内に疫病などが入らない様にとの願いを込めて提灯を軒並みに下げる。

秋葉神社大祭(神事)毎年十二月

 火の災いから地区内を守ることを祈願する。

 土岐地区まちづくり推進協議会

(現地看板より)


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