■ 中馬街道

中馬街道沿いの馬頭観音 瑞浪市土岐町大草

 大草地内を通っていた中馬街道は、中馬中央街道と呼ばれていました。この街道は元禄2年(1689)の「下街道中馬・手馬通行禁止令」以降、松本・木曽中馬連中によって使用された「隠れ道」です。この街道の通過地をみると、大井~佐々良木~神徳~大草~駄知を経由し、下石~池田~内津峠を越し名古屋城下に達していたもので、明治6年(1873)と36年(1903)に中央街道として改修され、現在の主要地方道66号線多治見・恵那線の原形であることをうかがい知ることができます。この街道沿いの東林庵近くに、三角形の馬頭観音が建てられています。一般的には船形状が多いのですが、三角形の馬頭観音は珍しいそうです。

(土岐地区 郷土再発見より)


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