南垣外ハナノキ自生地
ハナノキはムクロジ科(旧分類ではカエデ科)に属し、主として湿地などに自生する雌雄異株の落葉樹です。4月の初め頃の春先に紅色の花を咲かせることから、「花の木」の意でこの名が付けられました。また、秋の紅葉が美しく、一段と鮮やかなことからハナカエデとも呼ばれています。
長野県・岐阜県・愛知県の県境付近の湿地帯に分布する日本の固有種で、希少樹種でもあることから、環境省・岐阜県の絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。
瑞浪市では釜戸町、日吉町、稲津町、陶町で自生が確認されており、日吉町では南垣外の大洞池の南方、南垣外川の左岸(東側)に自生地が見られます。
現在216平方メートルが指定区域となっており、区域内には樹齢50年から60年以上と推測される6本のハナノキが自生しています。
(瑞浪市HPより)
南垣外ハナノキ自生地(市指定文化財)
・所在地: 日吉町3351番地
- 昭和42年7月21日指定
日吉町字南大洞の山中約216面が指定区域となっています。成木6株の自生地で、樹齢はいずれも40年から50年と推定されます。
(瑞浪市の文化財より)