氏神様 (石造物)
建立は天保七年丙(ひのえ)申(さる)と彫りをみる1836 (174年前)の石造りです。当時天皇は仁孝天皇(120代)江戸時代、11代将軍徳川家斉の時代
「氏神」
飛鳥、奈良、時代における豪族、橘氏、藤原氏、大伴氏などの血縁との家系を同じくする一族の守護する神として「氏神」石碑を祀ってきた。
いつの世もそうですが色々神仏その他にも信仰新興が入り乱れ、流行と言う、事が起こり発展してきた。中世以降は人々の住む土地に守り神とする性格が敷神、地主神などとして家の屋敷内や田地田畑の隅に自然石に「氏神」と彫り祀られてきた。従って現存するこの氏神様の石碑はごくまれで益見区内は元より東濃地域にあっても貴重な石造物の一基である。
2010.2.吉日(調べ)
(現地看板より)
日比野の氏神(土岐町益見)
日比野の氏神は、毎年二月の第一日曜日に祭札を行っているが、もとは日比野の一族が集っていたのが、この附近を第三集会と称する隣組全体で、かつ他所から移住して来た人もその仲間となってお祭りしているとのことである。
(瑞浪の石造物より)