○ 稲津町

小井戸の俳聖供養句碑 瑞浪市稲津町萩原

 1750年ころ瑞浪の各地で句会が盛んになり、芭蕉の句の供養碑として石碑が建てられました。

 梅の香に のっと日の出の 山路かな  (稲津町萩原小井戸路傍)

芭蕉句碑

 寛政年中(1789~1800)に建てられた句碑
 「梅の香にのっと日の出る山路かな」の芭蕉の句碑があり、ギネスブックに記録された世界一の大皿「瑞祥」の図柄はこの句碑に因むものです。
 この句碑は郷土の俳人露松、高木、平輔、頑龍寺によって寛政年間に建てられたもの。



平子寿作の妻への追悼句

慶応二年(1866)墓石碑 追善句
「淡雪の 道迷うなよ 死出の山」和杏
 萩原の医師で寺小屋の師匠でもあった平子寿作の妻への追悼句。
 郷土の文芸界では屏山居和杏と号して活躍し、元治元年の土岐郡百人一句集にも選ばれている一人です。

狂俳(七五調の句)
 題:美
  上方らしい 伊勢の道中  萩原 和杏

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