○ 稲津地区

元世界一の大皿「瑞祥」 岐阜県 瑞浪市 稲津町


ドローン撮影のGoogleストリートビューで見てみよう!

 平成8年(1996)製作、直径2.8m、高さ30cm、重さ1,220kg構想から完成まで1年8カ月、作業時間は10カ月を費やし延べ150人の地元の方々の労力によって造りあげられ、約1200度で1週間かけて焼き上げた元世界一(ギネス認定)の大皿です。
 大皿の名称『瑞祥』は、元瑞浪市長の高嶋芳男氏が命名しました。直径10cmのリンゴを1mの高さに積み上げると約7000個のリンゴを盛ることができます。

製造工程

①発泡スチロールを何段にも積み重ねて直径3mの大皿の型を作る。
②原料の陶土は、焼成中のひび割れを防ぐため特殊な繊維を混ぜ土練機にかけて、成土を作る。
③よく練り上がった成土をスチールの型に入れ十数人の足でよく踏み込み空気を抜いて皿の厚さを整えていく。(成型)
④成型された皿の表面を滑らかにして、5ヵ月かけて乾燥させる。
⑤乾燥された皿に、梅花の絵付け。葦で作った巨大な筆で描きあげる。
(絵柄は藍色の呉須(ゴス)で描き、花を添えて描きあげる。)
⑥その上に釉薬を吹き掛け、更に乾燥させる。
⑦いよいよ焼成!!瓦の焼成用トンネル窯で焼成。
(1170℃の温度で1週間かけて焼きあげる。)

 平成7年11月 粘土の調合・型作り開始
 平成8年8月  焼成・窯出し・完成
 平成8年10月 稲津町文化祭にて初披露

ふるさと稲津いきいき会
〒509-6102 岐阜県瑞浪市稲津町萩原319-2 荷機稲荷神社地内
入り口の鍵は稲荷温泉まで(水曜定休 事前に電話すれば貸出可能)
瑞浪市役所商工課 TEL.0572-68-2111
JR瑞浪駅下車タクシー15分 中央自動車道瑞浪ICより20分


関連記事

  • カテゴリー

TOP