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長冨山 旭王寺 人形供養 瑞浪市山田町下山田

人形供養

 下山田に於いては四月三日がひな祭りで、昭和時代には各家庭でおひな様や土びなを飾り、からすみを作って供えました。子ども達は、多くの家を廻りおひな様を見せてもらい、からすみを貰って歩きました。
 四月八日はお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」で、花で飾ったお御堂をつくり、お釈迦様の像に甘茶をかける習わしがあります。現在、旭王寺では毎年四月第二日曜日に「花まつり」と「人形供養」をいっしょに行っています。人形供養は昭和五十四年(1979)頃から始まり、毎年恒例で檀信徒会の行事となっています。子どもの健やかな成長を願って用意したおひな様、鯉のぼり、ぬいぐるみ等を簡単にごみとして捨てることができないという気持ちから、起こってきたものです。


長冨山 旭王寺

宗派/臨済宗妙心寺派(御本尊:釈迦如来)
所在地/瑞浪市山田町366

 山門前には数々の古い石仏群があります。享保年間の3年間に渡る大法要勤行会の終了を記念した阿弥陀石像があり、歴史を物語る如く苔生したその姿は多くの参拝客を魅了します。


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