○ 稲津地区

稲荷温泉源泉 岐阜県 瑞浪市 稲津町萩原塩

稲荷温泉源泉 岐阜県 瑞浪市 稲津町萩原塩

塩平の湯屋・鉱泉の湧出点

 川の中に稲荷温泉へ送られている鉱泉の取水槽がある。昭和20年代前半までは、川の真中に鉱泉が湧き出る所があり、まわりを砂で囲っていた。その川の中の温泉は、皮膚病に効き目があるということで、遠い所からわざわざ湯を浴びに来る人があったという。またそれ以前には水洗へ通ずる道路脇にこの鉱泉につからせる宿があり、湯屋という名が残っている。

塩平

①萩原川の湾曲した所。弓がシナッタ形なので擁平(シナダイラ)と呼んでいたのが、何時の間にかシオダイラとなった。
②川中から湧出する鉱泉があり、皮膚病に効能があるといわれ、昔は石で囲った露天風呂であったが現在は稲荷温泉の源泉となっている。温泉・冷泉をシオ(塩)と呼ぶことがあるのでこれが地名のいわれと考えられる。

(小里川ダムのふるさと より)


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