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稲荷温泉 不老荘(ふろうそう) 瑞浪市稲津町小里

 

稲荷温泉 不老荘 岐阜県 瑞浪市 稲津町小里

 200年の歴史を誇る小里のお稲荷さん、その緑に包まれた境内にある稲荷温泉で季節の田舎料理をご賞味下さい。昔から有名な皮膚に良いラジウム温泉に、元気になるニューセラミック『コスモプラナ』を採用した、大量の発汗作用がある日本で唯一の気功温泉です。どうぞごゆっくりとおくつろぎ下さい。

稲荷温泉源泉 塩平の湯屋

 稲津町萩原塩平の川の中に稲荷温泉へ送られている鉱泉の取水槽があります。昭和20年代前半までは、川の真中に鉱泉が湧き出る所があり、まわりを砂で囲っていました。その川の中の温泉は、皮膚病に効き目があるということで、遠い所からわざわざ湯を浴びに来る人があったといいます。またそれ以前には水洗へ通ずる道路脇にこの鉱泉につからせる宿があり、湯屋という名が残っています。
 源泉名は神明泉といい、かつて源泉の近くに神明神社があったので名はそこから由来すると思われます。
 泉質は放射能線(緩和性低張冷鉱泉)で、源泉は20℃前後とされています。

小里荷機稲荷神社

 文化元年(1804) 3月に、凶作にあえぐ村を救おうと有志が京都伏見稲荷本社に懇願し、分社されたものです。以来「小里の稲荷様」として、多くの人に親しまれています。
 毎年3月には初午祭が盛大に執り行われ、多くの参詣者で賑わいます。
 境内には世界一の大皿を展示する「瑞祥記念館」、陶原祖碑、大陶神社や稲荷温泉があり、桜の頃は花を楽しむ人々が集まり賑やかになります。

小里稲荷温泉物語
 むかしむかしのこと。(小里記にて、このあたりを治めていた領主小里氏によるところ)
 織田氏と武田氏の攻防戦により、武田方に奪い取られた岩村城(恵那市岩村町)を取り戻すため、織田信長はこの地方まで軍勢を進めていた。その兵士たちの傷を癒やした水がこの稲荷神社から湧き出た温泉と云われます。
 「おり(小里)の城、是れ又、御普請なされ」とあり、信長の命により小里城が改修が行われました。温泉に浸かりながら疲れを癒やし、又工事へと…。 しかし、小里城は工事が終わらないうちに、織田方の総攻撃で岩村城は落城し、小里城は未完成のままの姿を今に残しています。
 織田信長の死後、当主小里光明は徳川家康を頼って三河へ移り住み20年間故郷を離れていましたが、慶長5年(1600年)に関ヶ原の戦いでは、東軍徳川方として故郷へ再び戻ってきました。
 当時の東濃地方は、西軍岩村城主田丸氏に対して、妻木城主妻木氏(土岐市妻木町)のみが東軍でしたので、家康は小里氏や明智の遠山氏など旧領主を地元に帰し田丸氏攻略にあたらせました。関ヶ原の合戦は、東軍の勝利により、小里氏は小里城主に復帰し、3500石の旗本としてこの地方を治めることとなります。

株式会社 稲荷温泉
瑞浪市稲津町小里555
TEL0572-68-3214・68-3131(美濃廣庵)
宿泊 不可
営業時間 11:00~20:00
休み 水曜日
駐車場 乗用車50台収容
温泉有(放射能泉) 入浴のみ
中央自動車道瑞浪ICから15分 JR瑞浪駅よりタクシー10分


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