■ 中山道

細久手宿 高札場跡 瑞浪市日吉町細久手

細久手宿 高札場跡

 徳川時代、禁止令、掟書などを掲示した。重罪人のさらし首や罪状を掲げた。
The old bulletinboard place
細久手長寿クラブ

(現地看板より)

高札場跡

 細久手宿の高札場跡は庚申堂の入口の西角にあった。
 大湫宿同様、宿の高札は村々と異って道中奉行からの道中・継立などに関する定・達・触といった高札も多く、立派であった。

(瑞浪市の中仙道ガイドマップより)

高札場跡

 宿場の入ロに立ち、中山道の通行賃、宿の決まり、キリシタンや博打の禁止むど幕府からの様々な規則や通達がここに掲げられました。

(細久手宿より)

細久手宿の高札場跡

 細久手庚申堂入り口の西角に位置し、現在は空地となっている。
 高札場とはその名のとおり高札を掲げた場所で、高札とは法令や禁令などを板札に墨書きしたものである。通常、①親子・兄弟の忠孝、②キリシタン禁制、③毒薬・似薬種売買の禁止、④徒党の禁止、⑤火の元注意、⑥人馬賃銭、⑦人馬割増賃銭などについての高札が掲げられ、特に後三者は宿場に掲示されたものである。
 『濃州徇行紀』には寛政年間に6枚の高札が掲げられていたこと、『中山道宿村大概帳』には下記の記載のほか計8枚の高札が掲げられていたことが記されている。

≪古記録≫
 高札六枚宿外にあり〔濃州徇行記〕
 宿高札場壱ヶ所 宿東入口ニ建有レ之 〔中山道宿村大概帳〕
≪参考・引用文献≫
 柳田和久 1999「木戸と番書」『日本史小百科 宿場』 東京堂出版

(歴史の道 中山道保存整備事業報告書より)


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