■ 三河街道

ハラコ橋跡 瑞浪市土岐町

 ハラコ橋の名前は、市原の「はら」と猿子(益見)の「こ」から名付けられたという説と、この橋を渡って猿子に嫁入りした娘に丈夫な子が生まれるように「孕子橋」と名付けられたという2つの説があります。最初の橋は、天保13年(1842)とされており、橋の開通によって三河街道は大変便利になったと伝えられています。現在の橋より30メートルほど上流にありましたが、昭和47年の水害によって流され、その後、護岸・堤防工事がなされたため、橋脚の跡形はありませんが、市原・益見の両地区に当時の道がそのまま残っており、昔が偲ばれます。

(土岐地区 郷土再発見より)


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