土岐郡瑞浪村小田区は、かつて水の確保が困難でした。そのため、明治29年に寺河戸区の河木用水から水を引く工事が始まり、明治36年に完成しました。全長約2340メートルの暗渠が掘られ、約8町歩の田畑に水が届くようになりました。工費は1200円で、その多くを地元の地主や篤志者が負担しました。中でも掘外戸の暗渠や万尺川の川底に通す水管工事は難所でしたが、新しいトンネル工法によって克服されました。この努力を後世に伝えるため、記念碑が建てられました。碑は現在のみどり保育園南にあります。







土岐郡瑞浪村小田区は、かつて水の確保が困難でした。そのため、明治29年に寺河戸区の河木用水から水を引く工事が始まり、明治36年に完成しました。全長約2340メートルの暗渠が掘られ、約8町歩の田畑に水が届くようになりました。工費は1200円で、その多くを地元の地主や篤志者が負担しました。中でも掘外戸の暗渠や万尺川の川底に通す水管工事は難所でしたが、新しいトンネル工法によって克服されました。この努力を後世に伝えるため、記念碑が建てられました。碑は現在のみどり保育園南にあります。