日吉町白倉雨降坂には、明治26年の金毘羅神社と刻まれた山灯篭と明治15年の善光寺如来三尊碑と観音様、坂の途中にはお地蔵様が祀られています。
白倉雨降(あめふり)辻から左の道を少し進むと、右手の路傍に阿彌陀如来と深彫りした立派な名号塔が立っており、傍らに2体の石仏があります。この2体は、近くの急な崖を登った岩陰に安置してある三十三所観音の一番と二番の観音様です。岩陰へ登る道の途中には、大きな金毘羅燈籠も建てられています。
(瑞浪市の神社より)
山灯篭
日吉町白倉雨降坂辻(明治二十六・一八九三・単・金毘羅神社・中・下組・火袋加工)
白倉雨降坂辻のもののように自然石の各部に少しづつ手を加えているものもある。
村燈籠
白倉村 瑞浪市日吉町字白倉
不定形型 263cm
1 、火袋を除き自然石
明治二十六年十月
金毘羅神社
施主 下 中
(村燈籠より)
善光寺如来三尊碑
日吉町白倉雨降坂辻(明治十五・一八八二・阿弥陀如来・善光寺文字碑)
白倉のものは「阿弥陀如来 国家安穏・善光寺十一番」と刻まれています。