茶屋ヵ根
もとの中山道は北への現在の県道65号線コースでなく、旧切山辻から左(西)折してトイファクトリー瑞浪工場(旧多治見工業KK、旧日吉第二小学校々庭)内から細久手宿の東入口へ達していた。
いまも土道で残っているその中山道の途中の丘が茶屋ヵ根で、峠の茶屋とも呼ばれた茶屋のあった所である。
いまもこの辺りからは御岳や扉風山、三国山などが一望されて茶屋跡らしい場所である。
細久手宿へは切山辻へ戻って県道で行くが、新切山口からの北東の御岳も美しい。
(八瀬沢境より細久手宿までの中山道は約4.4kmである。)
(中山道ガイドブックより)
その名のごとく旅人の休憩所であった。細久手宿の東入口で眺望のきく絶景地である。
広重の版画「細久手宿」もここからスケッチされている。
北方近くに妙見山、東に霊峰御嶽山、南方にアルプス連峰、西に名古屋港が望める。
細久手長寿クラブ
(現地看板より)
細久手の入ロで、昔旅人が休憩する茶屋があったことからこの名がっきました。見晴らしがよく、遠く御嶽山をみる事ができます。この辺りから見る御嶽山は特に美しく、その姿は人々の心を慰め、厚い信仰を受けたようです。
(『大湫宿・細久手宿』より)