「車輪が自由に転がるが如く、どんな場所へでも現われてそこの衆生を救済する観音」とされ、多くは二十二夜月待講など(共に女人講)の主尊として市内でも各地にその造立が見られます。いろいろな像形がありますが、市内のものは多く半跏思惟(はんかしい)像(立膝)の二臂(にひ)思惟(しゆい)形(頭を右に少し傾け、右手を右頬に当てる思案姿)が多く造立されています。
 女人講というのは、二十二夜などに講の女性が集まり、如意輪石像に供物をして焼香し、心経などを唱えて出産・婦人病の祈願をし、飲食・雑談・娯楽・慰安の場でした。

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