★解説

役行者(えんのぎょうじゃ)とは

 役行者も、弘法らと同様に死後聖者として神格化された一人で、修験道開祖 役小角(えんのこづね)の尊名です。

 役行者は奈良時代に大峰山・金峯山・富士山をはじめとする全国の霊山に修験して法力を得た呪術者で、一時追放されますが大宝元年(701)には許され、その後は天台・真言両密教の修験道にもとり入れられて仏となり、寛政十一年(1799)には朝廷からも「神変大菩薩」と謐号(へいごう)されたものです。

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