大湫宿

大湫宿 観音堂 【美濃瑞浪三十三霊場 第四番】秀峰山 圓通閣 瑞浪市大湫町


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 道中安全、病気全快の観音様として知られ、宿内・近郷はもちろん旅人からも厚い信仰を受けて賑わってきた観音堂です。宿の大火で類焼し弘化4年(1847年)に再建されたものですが、境内に並んでいる数多い石造物とともに盛大だった宿当時を偲ぶことができます。難病平癒(へいゆ)の霊験があり近郷近在の崇敬を受けています。

大湫宿 観音堂 絵天井
 江戸時代、弘化4年(1847)。この絵天井は、虎の絵で著名な岸駒に師事した現中津川市付知町の画人 三尾静(暁峰)の描いたものです。
 花鳥草木を主に60枚描かれており、出来も色彩もよく100年の歳月を感じさせない逸品です。

宗派/宗昌寺所属(御本尊:聖観世音菩薩)
市指定有形文化財/江戸時代の絵天井(60枚)
所在地/瑞浪市大湫町
TEL(呼)宗昌寺0572-63-3166



大湫観音堂の絵天井(市指定)

 この絵天井は、虎の絵で著名な岸駒に師事した現恵那郡付知町の画人 三尾静(暁峰)の描いたものです。
 花鳥草木を主に六十枚描かれており、出来も色彩もよく百年の歳月を感じさせない逸品です。
 この大湫観音堂は、宿の大火で類焼して弘化四年(一八四七年)に再建されましたが、難病平癒の霊験があり近郷近在の崇敬を受けています。
 瑞浪市教育委員会

(現地看板より)

大湫宿観音堂

 道中安全、病気全快の観音様として知られ、宿内、近郷はもちろん旅人からも厚い信仰を受けて賑わってきた観音堂です。
 現在の建物は、弘化4年(1847年)に再建されたものですが、境内に並んでいる数多い石造物とともに盛大だった宿当時を偲ぶことができます。

(現地看板より)

円通閣妙智庵大湫観音堂縁起

 此の大湫観音堂の本尊は伝教(最澄)大師の御作と伝える尊像にて慶長年中以来神明神社境内に併祀されていたが享保六年(一七二一)現在地に堂宇を建立して迎えられ爾来大湫宿の観音として広く崇敬されてきたものである。
 再三に亘る宿大火に類焼を逃れた上、数多くの難病の者が救済される御霊験・奇瑞のことが続き宿民・旅人はもとより近郷からの来詣者は日々跡を絶たなかったと伝えられている。
 文政七年(一八二四)の宿大火の際に堂宇は罹災したが宿民必死の働きによって本尊を始め諸仏は無事類焼を逃れて仮堂に安置され以来広くから貴捨を受けること実に二十四年、弘化四年(一八四八)に至って「大湫宿に過ぎた観音堂」と云われるまでの現堂宇を再建することを得たものである。
 以来、以前にも増して家運隆昌、諸病悉除、道中加護、諸願成就、特に足腰難病の霊佛として益々信仰を受け中山道道中の諸大名も堂下を通過する際には合掌するのが常で文久元年秋御降嫁の砌り当宿に御宿泊の皇女和宮様一行にあってもこの例に倣われたと伝える。
 希とは古事に倣って南無大慈悲観世音菩薩の御慈悲、御高徳を衆生の上に普く垂れ給われんことを願い奉り。ここに観音堂縁起を記すものである。

 平成拾壱巳卯年孟冬 大湫宿江戸屋春秋庵主謹書

(現地看板より)

俳聖芭蕉句碑

 花ざかり 山は
  日ごろの あさぼらけ

 この句は芭蕉が吉野で詠んだ句です・また、この句碑は寛政七年(一七九五)芭蕉の100年忌に際して大湫宿の俳句グループが供養塔として建立したものです。

(現地看板より)

大湫観音堂

鐘を突いてお堂を一周まわると御利益があるらしい

(「あるこうよおおくて」より)

秀峰山円通閣(観音堂)

 「大湫宿に過ぎたもの」といわれた観音堂です。道中安全・病気全快の観音様で、もとは神明神社の境内にありましたが享保6年(1721)に今の場所に移されました。
 2度に渡る宿の大火に類焼し.現在のお堂は弘化4年(1847)に建てられたものです。三尾暁峯筆による60枚の絵天井が見事で、春になるとあたりに桜が咲き誇る大湫宿のベストビューポイントです。

(「中山道 大湫宿 細久手宿」より)

大湫観音堂

 参拝者は賽銭を投げ入れたあと、正面で拝礼、観音堂右脇の釣り鐘を鳴らしてお参りできます。宿の大火で類焼し、弘化4年(1847)に再建。観音堂内の絵天井は、旧恵那郡付知町の画人三尾静によるもので恵那市指定文化財になっています。また敷地内に松尾芭蕉の句碑などもあり、見晴らしも抜群です。

(「大湫宿~大井宿」より)

大湫観音堂

 神明神社の大杉と共に「大湫宿には過ぎたもの…」といわれた大湫観音堂は、西町の北手上段にあり、享保六年(一七二一)の創建であったが、文政七年の中・西町大火で類焼し、現在の堂宇はそれから一三年を経た弘化四年(一八四七)の再建で、三尾暁峯(静)画の六〇枚の絵天井(市指定)は、境内のしだれ桜の老木と共に宿の自慢である。
 境内の数多い石造物は、類焼前の古いものが殆んで、創建時の享保六年・同八・同一〇年の石燈篭や地蔵尊をはじめとして、寛延元年(一七四八)・宝暦四・七・一〇年らの廻国碑(かいこくひ)・聖号碑・写経碑・庚申碑(こうしんひ)らが並らび、珍らしい宝暦の笠弘法石像や寛政年中建立の「花ざかり 山は日頃のあさぼらけ」の俳聖芭蕉句碑は特記される。

(中山道ガイドブックより)


大湫宿 観音堂公開

■実施期間
令和4年7月
新暦お盆御開帳に合わせて
*第1日目・・•7/13日(水)
*第2日目・・•7/14日(木)
*第3日目・・•7/15日(金)
*第4日目・・•7/16日(土)

■募集人数 各日10名程度
■内 容
観音堂の拝観、境内の案内及び宿内散策
(倒木被災した神明神社大杉が再び立ち上がりました)
■案内 中山道ボランティアガイド、丸森職員が対応
■参加費 無料(拝観時にお賽銭をお願いします)
■集合場所 大湫宿丸森(大湫公民館前)に13:00 集合。
(14:00を目途に約1時間のご案内。お車は本陣跡駐車場へ)
■諦め切り
7月11日(月)までに申込みください。
(定員に満たない場合は当日参加も可)
*宗昌寺からの御朱印(300円)が拝受できます。
*〇日、名前、人数、御朱印の有無
*マスク着用・検温等、コロナ感染対策をお願いします。
■予約・問合せ 中山道大湫宿丸森 TEL.0572-63-2455 (9:00~16:00)

中山道ボランティアガイド、中山道大湫宿丸森 共同開催

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